筋トレは大事ですが・・・
筋トレの大切さをお伝えしましたが、筋肉をほぐす施術者として、皆さんに注意してもらいたいことがあります。
筋肉は使いすぎて硬くなりますが、使わなくてもどんどん硬くなって縮んでいきます。
運動していない人がいきなり運動を始めると、硬くなっている筋肉はすぐに筋肉痛になるでしょう。
若い時は時間がたてば痛みがなくなりますが、高齢になってからの運動は、回復にはかなりの日数がかかります。
それでも治ってくればいいのですが、激しい運動の場合、いつまでも痛みが和らいでこないこともあります。
フィットネスクラブのコーチは、動かすことで痛みがとれていくと言いますが、実際、周りの方で「入会したのはいいけど、痛みが・・・」という人もいるので注意してください。
健康の為、せっかく入ったのにすぐやめてしまうってことも考えられます。
高齢でなくても、久しぶりに運動するのであれば、まず凝り固まった筋肉をほぐしたり、ストレッチすることから始めてください。
縮んだ筋肉を伸ばし、柔軟をもった筋肉であれば、痛みは軽くすみますし、痛みが出ても時間が経てば治ります。
私が経験して思ったことですが、いくら筋トレが良いといっても、普段使いすぎの筋肉、もしくは十分使っている筋肉の筋トレは気を付けてください。
かえって痛める場合があります。
筋肉はバランスも必要なので、ここだけ鍛えればってものではありません。
身体全体バランス良くがいいのです。
そして、アスリートの方だって、1日練習を休むと筋肉が戻るのに3日かかるといってます。
3日休むと1週間、1週間休むと1か月間かかってしまうくらい筋肉ってすぐには元には戻らないのです。
普段運動を日課にしていない人がやったらなおさらですよね?
アスリートはじっくりと時間をかけて体の手入れをしています。
ケアしてるかしてないかで、結果は変わってきます。
アスリートだってけがに悩まされてますよね?
なので、私たちも普段よく使っている筋肉はもちろんのこと、身体全体を毎日ストレッチで伸ばしてたり、マッサージしたりとケアが必要です。
「時間が無いから」とか、「そのくらい大丈夫」といってほっておくと、ある時いきなりその個所から「痛みの訴え」が来てしまいます。
もし痛みが出てしまったら、「いつもがんばってくれてありがとう」と、大切な人に語り掛けるように、ねぎらいの感謝の言葉をかけ、はおんの扉を開けてください。
はおんの扉を開けていると身体の声が聞こえてきます。
その身体の声に耳を傾けてみることが、一番の解決策です。
「何でよ?」「困るよ」「痛い!痛い!」「どうしたらいい?」と負の感情ばかり投げかけて、はおんの扉を閉めた状態にしておくと、潜在意識に強く記憶されてしまうので、痛みが長引いたり慢性化したり、その時のイライラから別の問題へと発展してしまうこともあります。
私も理解してはいても、無意識に心配していたりするので、気づいた時点で「考えてはダメダメ」「大丈夫」と言い聞かせ切り替えていますが、痛みで心配になることもやっぱりあります。
その心配が潜在意識に入ってしまい、なかなか治らないこともあります。
まだまだ、はおんの扉を開けっ放しにするトレーニング中ですから・・・ (-_-;)
一つの不安の感情が別の不安を引き寄せてしまうという体験を多くしたのでわかります。
はおんの扉を開けることが、痛みを早く取る方法なんです。
皆さんも、気にしてなかったら(忙しくて忘れてたら)治ってたって経験ありますよね?
運動することはとてもいいことですが、ゆっくり鍛えていくことで無理なく続けることが出来るます。
また、「病気になりたくないからやる」「寝たきりになりたくないからやってみよう」の思い(否定の願望)がスタートの結末は、病気や寝たきりです。
スタートがマイナス(否定)なら結果はマイナスになるんです。
この場合、「健康になるためにやる」「いつまでも自分のことは自分でしたいから始めてみる」というように、プラスの意識でないといけません。
運動することを始めても、二つの感情の人の未来は確実に違います。
「病気になりたくない」は「病気になりたい」と伝わってしまうからです。
「病気になりたくない」と毎回運動していたら、その意識が積み重なり強い感情となります。
したがって、病気を引き起こすことになります。
何をするにも、スタート(起点)はプラスの思いで始めることがいい結果に繋がるのです。
意識一つで結末が変わるのですから、これからは意識の仕方に少し気を付けてみてください (^_-)-☆